日米の「夏の政局」の構図と相場の展望。
昨日の日経平均は続落。
仕掛け的な動きはないものの、
米国の指標などを警戒して、
積極的な買いは控えられており、
2万9千円の大台を下回って、
揉み合い気味に推移しました。
長期金利が落ち着いているなど、
良い支援材料もありますし、
昨日行われた党首討論においても、
ワクチン接種の加速といった、
明るい話がアピールされるなど、
悲観一色というわけではないものの、
新たな好材料があるわけでもなく、
攻めあぐむ状況になってきており、
売買代金も低迷気味になっています。
とりあえず、まずメジャーSQを、
どういう形で通過していくのかを、
見極めていきたいところですが、
相場環境が改善された一方で、
夏に向けて火種が燻り続けており、
それらのいずれも今の株価には、
織り込まれていないことも確かです。
日本も米国も夏の政局劇の構図が、
ほぼ固まってきているようですが、
いずれも薄氷の上にあるといえ、
予断を許さないのは確かですので、
次号メルマガ(第373号:6月13日)で、
それぞれに点検をしてみた上で、
メジャーSQ後の相場の展望を、
詳しく分析してみる予定です。
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