日米の政局ドラマと夏の相場の展望。
昨日の日経平均は続伸。
全般的に相場環境は良好です。
米国市場ではFOMCを前にして、
「議論」を見極めたいという心理も、
確かに存在していたところでありますが、
これまでのところ市場を揺さぶるような、
悪い材料はまだ出てきてはいません。
また、日本の国会は会期末の攻防で、
久々の「激突モード」となっており、
昨夜は未明の本会議となりましたが、
儀式的な要素の濃い深夜国会でもあり、
特にまだサプライズは起きていません。
まだ会期が一日残っているために、
理論上はサプライズも起こり得ますが、
仮に「解散」に踏み切ったとしても、
与野党のどちらが有利であるかは、
前号メルマガ(第373号:6月13日)で、
詳しく点検してみたところです。
現時点まで菅政権の「延命」戦略は、
破綻することなく維持されており、
日経平均には安心材料といえます。
ただし、これ以降は状況が変わり、
駆け引きの性質が変化していきます。
今日で通常国会は閉会となり、
政界は「秋の政局」を目指して、
激しい戦いの火蓋が切られますが、
東京都議選、東京五輪、感染状況と、
いくつも読み難い要素が控えており、
「決戦」を迎える頃の政治状況が、
目論見通りになるかどうかは、
誰にも保証の限りではありません。
米国も議会で経済対策等をめぐり、
「世紀の攻防」が始まるにつれ、
市場に激震を与える材料が、
いつ飛び出すかはわからず、
こちらも注意が必要になります。
日経平均はこれらの要素によって、
上にも下にも影響され易いという、
そういう夏になりそうですので、
情勢推移に適宜適切に対処すべく、
神経を張り巡らす必要があります。
☆
☆
★メルマガのお申し込みはこちら⇒「申し込みページへ」
※当月中のお申込みいただいた方には、当月発行分のバックナンバー(第372号:6月6日発行、第373号:6月13日発行)が届きます。
【↓↓↓いつもお読みいただいて、ありがとうございます。少しでも参考になった方、面白いと思われた方は、以下のランキングページにクリックをお願いします↓↓↓】
人気ブログランキング
にほんブログ村
● 全投資家必見!衝撃のメルマガ申込みはこちらから
※ バックナンバーについてはこちら → 【時鳥・政経レポート「天の時」メールマガジン・バックナンバー2014】 アベノミクスの進撃【時鳥・政経レポート「天の時」メールマガジン・バックナンバー2015】 霞が関の予言「日本未来設計図」 【時鳥・政経レポート「天の時」メールマガジン・バックナンバー2016】 「AI時代」と「百年の富」
※本ブログは国際情勢、政治、経済に関する情報分析と、私自身の相場観、相場分析、トレード・ノウハウをお伝えすることが目的です。読者の皆様への投資助言、推奨のようなことは一切行っておりません。また、記事の内容には万全を期していますが、市場では常に「想定外」の事柄が発生する以上、その正確性を保証するものではありません。さらにいえば、相場予測が正しくても、それで勝てるとは限りません。読者の皆様が、本ブログの記事を参考にトレードなさり、損失を出されることがあっても、筆者はいかなる意味でも責任を負いかねますことをご承知おきください。いずれにせよ、投資においては自己責任が絶対の原則ですから、情報武装、知識武装、リスクヘッジに万全を期されることをお勧めします。皆様が大きな富をつかまれることを、心よりお祈り申し上げます。
※本メールマガジン及び時鳥氏へのブログ等のコメントは時鳥氏及び時鳥メルマガ発行委員会の広報物あるいは著作等に使用させていただくことがございます。あらかじめご了承ください。
コメントを残す