「景気後退」懸念の金融政策と株式市場の未来。
昨日の日経平均は小幅に上昇。
米国FOMCのイベントを前にし、
売り買いが交錯しましたが、
結果としてプラス圏で引けました。
そのFOMCはほぼ事前予測の通り、
0.75%の「利上げ」が決定され、
インフレ抑制が優先されましたが、
パウエル議長がその発言のなかで、
9月の「利上げ」の鈍化を示唆し、
株式市場を活気づかせています。
今日の日経平均もこれを受ける形で、
また、例の株価位置を超えていき、
「強気」に傾きそうではあります。
無論、米国FRBの今後の判断は、
「データ次第」とのことでもあるため、
加速も鈍化もまだあり得るわけですが、
「物価上昇」のペースが落ちていき、
「景気後退」が危惧されるようであれば、
金融政策が変化し得るということは、
株式市場にとって大きなことです。
もっとも、「景気後退」のなかで、
株価だけが上昇を続けられるかは、
考えておきたいところであります。
先週からいくつか好材料も出て、
買い戻し優勢になっていますが、
この8月以降の相場においては、
何を注意していくべきなのかを、
次号メルマガ(第432号:7月31日)で、
あらためて点検し、分析する予定です。
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