「令和バブル」への期待と不安。
先週は史上最高値を更新。
「昭和バブル」の最高値を、
34年ぶりに上回ったことで、
「令和バブル」への期待に、
市場参加者が湧いています。
一応、株価位置を確認すると、
まだ「バブルの入り口」であり、
本格的な「バブル」になれば、
もっと高値もあり得ることは、
前号メルマガ（第514号：2月25日）で、
指摘しているところであります。
とりあえず史上最高値を更新し、
この後、4万円の節目を超えて、
さらに騰勢を強めていくのなら、
相当程度に大きな上昇なども、
理論的にはあり得るわけで、
市場参加者が期待するのは、
当然といえるかもしれません。
もっとも。
奇跡的な条件が重なってこそ、
「バブル」は生成・維持されます。
米国株高に連動して促進される、
今回の日本株の「バブル」ですが、
前提となる条件が崩れるならば、
即座に泡と消えかねないことも、
前号メルマガで述べた通りです。
いくつか警戒すべき話などが、
すでに取り沙汰されており、
もし状況が変化するようならば、
適宜適切に動く必要があります。
そうしたことを念頭に置いて、
今週以降の株価の推移を、
冷静な頭で見極めたいところです。
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