この局面での「高値」が意味するもの。
先週の日経平均は戻りが続き、
「弱気」から「強気」へと、
株価位置を上げています。
米国の金融システム危機や、
中国国内のバブル崩壊など、
海外の不安は存在しており、
油断はできない状況ですが、
しかし日本政府も中国当局も、
政治的な理由と目的もあって、
下落の流れを押し返すだけの、
「玉」を出しつつある様子を、
前号メルマガ(第489号:9月3日)で、
確認しているところであります。
海外の不安と政府の「玉」が、
どのように均衡を破るのかが、
「秋の攻防」の焦点でありますが、
ひとまずは上昇圧力の方が勝り、
高値を試す展開になっています。
もっとも、高くなればなるほど、
高値というそれ自体を理由に、
売られやすくなるものであり、
特に今の場合は海外を中心に、
不安材料が山盛りであります。
状況は時々刻々に変化しており、
ドラスチックですらあるために、
情勢の推移をよく把握しつつ、
適宜適切に動きたい局面です。
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