「4月相場」にどう備えるか。
昨日の日経平均は小幅に続伸。
株価位置も少し上がって、
ターゲットに近接してきました。
ただ上昇に勢いがあるとはいえず、
方向感のない印象も受けます。
当局の迅速な努力によって、
米欧の金融不安は和らいで、
大きく売り込まれる展開は、
なんとか回避されていますが、
問題が根本解決したわけではなく、
むしろ火種を大きくさせて、
燻り続ける恐れも否定できず、
積極的に買い上げていくには、
これといった材料もないことは、
前号メルマガ(第466号:3月26日)で、
詳しく分析しているところです。
しばらく膠着状態が続いた後に、
方向感が出てきたときには、
大きなトレンドが発生して、
極端な値をつけるということが、
しばしばあるものであります。
次の危機がどこで発火するか、
予断を許さない状況ですので、
現時点では金融政策の方向性と、
その影響がどう出るのかを、
見極めているところです。
ひとつふたつ材料が出れば、
意外に大きな動きになり、
情勢の推移を見極めながら、
「4月相場」に備えたいですので、
次号メルマガ(第467号:4月2日)で、
そうした観点から情報を整理して、
今後の展望を分析する予定です。
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