「危機」の連鎖。「危機」の要因。
昨日の日経平均は反落。
前日の反発が弱かったため、
続伸はもとより期待ができず、
米国の信用不安だけでなく、
欧州でまた特大の不安が、
市場を荒らし始めたのを受け、
日経平均にも下げ圧力が増し、
大幅に下げてしまいました。
ただ、欧州でも当局が動き、
クレディスイスを救済すべく、
7兆円もの資金が投じられますし、
米国では大手11行が協調して、
次の破綻を予防するために、
4兆円の資金が供給されます。
金融システムを守るという、
強い決意と行動が示されて、
株式市場もいった下げ止まり、
日経平均は2万7千円の大台を、
なんとか死守して引けています。
ただ、こうした緊急措置で、
破綻の連鎖がひと休みしても、
こうした事態を招いた要因が、
解消されたわけではありません。
経済環境と金融政策のあり方が、
そもそもの原因であるわけであり、
ならば危機が回避されるかどうか、
ここからが正念場であるといえます。
何が警戒され、何が起き得るのか、
あらためて状況を整理した上で、
前号メルマガ(第464号:3月12日)で、
今後のシナリオを分析する予定です。
☆
☆
★メルマガのお申し込みはこちら⇒「申し込みページへ」
※当月中のお申込みいただいた方には、当月発行分のバックナンバー(第463号:3月5日発行、第464号:3月12日発行)が届きます。
【↓↓↓いつもお読みいただいて、ありがとうございます。少しでも参考になった方、面白いと思われた方は、以下のランキングページにクリックをお願いします↓↓↓】
※ バックナンバーについてはこちら → 【時鳥・政経レポート「天の時」メールマガジン・バックナンバー2014】 アベノミクスの進撃
【時鳥・政経レポート「天の時」メールマガジン・バックナンバー2015】 霞が関の予言「日本未来設計図」 【時鳥・政経レポート「天の時」メールマガジン・バックナンバー2016】 「AI時代」と「百年の富」
※本ブログは国際情勢、政治、経済に関する情報分析と、私自身の相場観、相場分析、トレード・ノウハウをお伝えすることが目的です。読者の皆様への投資助言、推奨のようなことは一切行っておりません。また、記事の内容には万全を期していますが、市場では常に「想定外」の事柄が発生する以上、その正確性を保証するものではありません。さらにいえば、相場予測が正しくても、それで勝てるとは限りません。読者の皆様が、本ブログの記事を参考にトレードなさり、損失を出されることがあっても、筆者はいかなる意味でも責任を負いかねますことをご承知おきください。いずれにせよ、投資においては自己責任が絶対の原則ですから、情報武装、知識武装、リスクヘッジに万全を期されることをお勧めします。皆様が大きな富をつかまれることを、心よりお祈り申し上げます。
※本メールマガジン及び時鳥氏へのブログ等のコメントは時鳥氏及び時鳥メルマガ発行委員会の広報物あるいは著作等に使用させていただくことがございます。あらかじめご了承ください。
コメントを残す