株式市場の「危険」と「希望」。
昨日の日経平均は反落。
相場環境が小康状態となり、
順調に買い戻された結果、
そろそろ「弱気」の位置を、
脱しそうというところですが、
節目の株価位置を前にして、
ややもたついた印象です。
もっとも昨夜の米国市場が、
堅調であったことなどから、
ここから失速、崩落とは、
なりそうもない雰囲気ですが、
一方で節目の株価位置を超えて、
上値を取り続けるかどうかも、
決定的な材料に欠けています。
依然として危険の火種は多く、
景気動向や地政学リスクなど、
相場全体にかかわる「重石」が、
どの程度、前面に出るかが、
最も注目されるところです。
ただ、日本政府・日銀をはじめ、
主要各国の政府・当局は一様に、
「軟着陸」をどう実現するか、
頭を捻っているところであり、
いくつか希望を持たせるものも、
打ち出しているのは確かです。
それら危険と希望の兼ね合いで、
株価のトレンドも決まりそうですので、
次号メルマガ(第458号:1月29日)で、
あらためて詳しく分析する予定です。
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