「追い風」とそれに関する警戒ポイント。
先週の日経平均は上昇基調。
相場環境が小康状態となるなか、
米国からの「追い風」があり、
岸田政権の「玉」などもあって、
いったん「弱気」の水準から、
脱しようとする株価位置まで、
上昇することができています。
もっともこの株価位置から、
さらに突き抜けていくには、
もう少し材料が必要ですし、
「追い風」とされる内容が、
副次的に別の波乱を呼び込み、
世界経済を動揺させるという、
皮肉なシナリオがあり得るため、
一定の警戒を要するというのも、
前号メルマガ(第458号:1月29日)で、
詳しく指摘しているところです。
長く続いた「弱気」の水準から、
「強気」に傾くことができるかが、
今週の焦点となりそうでありますが、
いずれにせよ相場をめぐる環境は、
刻一刻と激しく変化を続けており、
何が起きているのかの見極めを、
やり続ける必要がありますので、
引き続きの注意力が求められます。
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