「日本リスク」の台頭と「軟着陸」への努力。
昨日の日経平均は大幅下落。
大きな幅での下落でしたが、
「底をめぐる攻防」の観点から、
まだ少し下げ余地もあります。
物価や景気の動向がどうなるか、
非常に気がかりなところですが、
それ以上に大いに気になるのは、
急浮上している「日本リスク」です。
今回の日銀の政策決定会合で、
日銀がどんな判断を下すのかを、
市場参加者が注目していますが、
日銀の舵取りの如何によっては、
想像したくない未来もあり得ることを、
前号メルマガ(第456号:1月15日)で、
あらためて指摘しているところです。
何ごともないことを祈っていますし、
まだ余力はあるのかもしれませんが、
しかし、いずれ「異次元緩和」を、
終了させる日が来るのであれば、
「軟着陸」を模索する他はなく、
その舵取りに失敗したならば、
投機筋が見逃さないと思われ、
重大局面もあり得るわけです。
海外でも日銀の判断に対して、
厳しい論調が増えていますが、
海外勢を中心にどういう仕掛けが、
日本市場に対してなされるのか、
それを撃退することが可能かも、
しっかり見極めたいところです。
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