再びの「底をめぐる攻防」とその先に来るもの。
先週の日経平均は反発局面が失速し、
再び下落へと転じてしまいました。
米国で「物価上昇」が減速し、
「利上げ」も減速するとの期待が、
広がっているところでありますので、
日本株にとっても「追い風」のはずが、
日経平均はむしろ下げに転じています。
下げの要因はいくつもありますが、
日銀の大規模緩和がさらに修正され、
金融政策の方向性が変化するという、
憶測や不安が広がっていることも、
大きな要因であるということは、
前号メルマガ(第456号:1月15日)で、
詳しく点検している通りです。
為替の方も大きな動きとなり、
「円高」に振れていますが、
いずれ真の問題が注目され、
「利上げ」するにもかかわらず、
「円安」に向かうようになれば、
重大な事態に陥りかねませんので、
非常に注意すべき局面であります。
ともあれ、今週はまた下落して、
「底をめぐる攻防」となる恐れが、
大きくなってきているようですが、
ここで「底」を守れなかった時、
何が起きるかということも含め、
しっかり考え、準備した上で、
相場に臨みたい局面であります。
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