新たな不安要因の台頭とバブル相場の今後。
昨日の日経平均は大幅下落。
世界情勢が不穏となるなか、
日銀が金融政策を「修正」し、
さらに半導体供給の不安など、
悪材料が重なったために、
週明けから一気に下落しました。
米国とその同盟国は中国に対し、
新たな制裁措置に踏み切りますし、
日銀は株買いの内容を変化させ、
政治的な高値買いを慎みます。
「米中対決」も日銀の「修正」も、
株式市場への影響が大きいことは、
前号メルマガ（第361号：3月21日）で、
それぞれ点検しているところですが、
いずれにせよ相場の空気は変化し、
高値から高値へと上がる局面は、
すでに過去のものになっています。
もっとも、「バブルの燃料」は、
これからもしばらく供給されますし、
日銀とて大きく下げた後には、
防衛的に動くものとされています。
下げても押し戻そうとするような、
上昇圧力も存在するわけですので、
これを勘案した戦略の必要性も、
前号メルマガで触れているように、
今日は下落の流れが一服するか、
一服したらどこまで押し戻すか、
そうしたことを確かめつつ、
相場の展望を見極めたいところです。
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