次の「玉」は浮くか沈むかの分水嶺。
昨日の日経平均は続伸。
英国で速やかに新政権が誕生し、
「危機」の収拾を図ることへの、
期待が広がったこともあって、
全面的な買い戻しの流れが続き、
日経平均も大きく値を戻しました。
前号メルマガ(第444号:10月23日)で、
株価位置について詳述していますが、
また再び「例の株価位置」を越え、
上放れするかどうかという点が、
今日以降の焦点になると思われます。
間もなく岸田政権の「玉」が固まり、
今国会に上程される見通しですが、
かなり巨額になると伝わっており、
予算総額がもたら株高の効果は、
ある程度、期待されています。
もっとも、この時期の巨額支出が、
英国と同様の懸念を招かないかが、
次の大きな焦点になるとみられ、
ここが浮かぶのか沈んでいくかの、
ひとつの分水嶺になるかもしれず、
いずれにせよ要注意のポイントです。
目まぐるしく事態は動いており、
相場環境も変化していますので、
早く正確に情勢の推移を把握し、
適宜適切に動く必要性があります。
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