「危機」はまたぶり返すのか。
昨日の日経平均は大きく上昇。
英国政府の減税政策の撤回により、
ひとまず「英国危機」が回避され、
先週来のパニック的な売りが、
一斉に巻き返した格好となり、
日経平均も大いに買い戻されました。
株価位置も元の水準へと回帰して、
しばらく堅調に推移しそうです。
「英国危機」や「核戦争」の脅威など、
相場の「底」を抜けさせる要因を、
前号メルマガ(第441号:10月2日)で、
詳しく分析しているところですが、
これらが破裂しないで済むならば、
市場参加者のコンセンサスとともに、
相場の「底」は維持されそうです。
もっとも。
「英国危機」をもたらした要因も、
ロシアで進行中の事態なども、
複合的で構造的な要素が存在し、
ある意味で「不可避的」でもあり、
解決策に乏しかったことが、
一例の騒動の背景にあります。
英国、そして欧州の金融市場や、
ウクライナにおける戦況などは、
まだまだ予断を許さぬ状況にあり、
次に何が出て来るか要注意です。
いつまて危機がぶり返してしまい、
相場を荒らすか注意が必要ですので、
次号メルマガ(第442号:10月9日)で、
あらためて分析する予定でおります。
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