危機はまだ「序の口」なのか?
(午前0時の更新です)
昨日の日経平均も大幅続落。
一時20500円を割り込んでしまっており、
先週金曜とあわせて1000円級の下落です。
為替は1ドル105円台に突入していますが、
「米中対決」の再加熱に伴う経済収縮と、
これによる米国「利下げ」加速への懸念、
また中東や東アジアの「地政学リスク」等、
「円高」の促進要因は多々ありますが、
日本政府・日銀は対抗手段は限られており、
また、特段の新しい動きもまだみられません。
このような相場環境の「暗転」を受けて、
日本株は久々に売買代金も大きく膨らみ、
売りが売りを呼ぶ展開となっており、
「底」が抜けたような値動きになっています。
今後、ある程度のリバウンドがあるにせよ、
相場環境がある程度、明確に好転するまで、
再上昇が担保される保証はありませんので、
売り、買いのいずれの戦略をとるにせよ、
内外の情勢推移に注意を払う必要があります。
いずれにせよ、今回、炸裂した一連の危機は、
まだ「序の口」に過ぎない恐れがあることは、
前号メルマガ(第276号:8月4日)のなかで、
詳しくその理由とともに分析した通りです。
また、昨日は日本の国内政治でも、
無視できない動きが出てきています。
近いうちにまとまる気配があるため、
次号メルマガ(第277号:8月11日)で、
詳しく分析できそうな雰囲気ですが、
安倍政権が最も警戒してきた動きが、
秋に向けて野党内に芽生えそうです。
株価を押し上げるための「玉」が、
乏しくなっている安倍政権ですが、
政権自体の未来が疑問視されれば、
日経平均の動きはまた変化します。
「大底」がどこになるかということは、
こうした動きにも大きく影響されるため、
よくよく注意しておきたいところです。
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