「物価上昇」、「景気後退」、「金融危機」、「核戦争」の恐怖と今後の相場展望。
昨日の日経平均は続伸。
先週、「英国危機」の恐怖で、
「底」抜けの下落をしましたが、
英国政府の方針転換によって、
暴落分が巻き返すこととなり、
騒動の前の株価位置に戻しました。
もっとも。
買い戻しによる反発のおかげで、
2万7千円の大台は回復したものの、
ここから力強く続伸を続けて、
上値をとっていくような勢いは、
特にみられないのも確かです。
英国の騒動が始まる前にも、
市場は不安に悩まされており、
低い株価位置で推移しましたし、
英国やロシアによる新たな危機は、
全て沈静化とは言い難い状況で、
またぶり返すことも警戒されており、
上値をとっていこうという投資家には、
心理的なブレーキとして機能しています。
そもそも「物価上昇」がどうなるかが、
世界経済の最大の焦点のひとつですが、
昨夜のOPECによる減産の決定なども、
大いに気になる要素であるといえます。
「物価上昇」「景気後退」「金融危機」、
そして、「核戦争」の脅威といった、
桁外れの脅威を前にしての相場で、
国内政治もまた動いていますので、
次号メルマガ(第442号:10月9日)で、
それら相場環境を点検してみた上で、
今後の相場展望を分析する予定です。
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