株価の「戻り」と「調整」と長期トレンド。
昨日の日経平均は続落。
売買ともに手がかりがなく、
方向感なく推移した結果、
じりじりと値を下げていって、
マイナス圏で引けています。
ただ、新たな悪材料が出て、
さらに売り込まれる様子も、
昨日までの段階ではみられず、
下落の幅は限定的でありましたし、
米国の長期金利の落ち着きなど、
株価の支援材料もあります。
昨夜の米国市場は反発をして、
戻りを試そうとしていますので、
日経平均も下げが一服して、
いったん反発をしそうです。
もっとも、下落局面での戻りや、
高騰局面での調整といったものは、
長期トレンドと分けて考えるべきで、
内外の相場環境の変化を踏まえつつ、
経済全体がどの方向に向かっているか、
当局がどんな「玉」で対抗するかを、
よく押さえておく必要があります。
「世界の枠組み」自体が変化して、
相場をめぐる環境が激変するなか、
何をどう認識すれば良いのかを、
次号メルマガ(第423号:5月29日)で、
あらためて分析・考察する予定です。
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