均衡する「株価位置」とその先の相場展望。
昨日の日経平均は反落。
「戻り局面」でありますが、
特に積極的に買っていくべき、
良い材料も続いてこないため、
伸び悩み始めてしまっています。
もっともいったん下げた後は、
下げ渋りの様子も見せており、
下げが加速するようなことも、
昨日の相場ではありませんでした。
特に新しい悪材料も出ておらず、
状況的に均衡しているわけですが、
昨日の終値となった株価位置が、
何をあらわすのかということは、
前号メルマガ(第407号:2月6日)で、
お示ししている「水準」をみて、
よくおわかりのことと存じます。
米国株は昨日はほぼ動かず、
次の材料を待つ状況ですが、
いずれにせよ海外を中心に、
相場環境が次にどう変わるかを、
よく見極めていく局面です。
米国を中心に金融政策の動向が、
どの程度「タカ派」色を強めるか、
北京五輪の日程をにらんで、
「地政学リスク」がどうなるか等、
前号メルマガで指摘した点は、
引き続き不透明感に満ちており、
ひとたび何か材料が出たならば、
相場が動く可能性があることを、
常に念頭に置いておきつつ、
適宜適切に動く備えが必要です。
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