「年末に特有の動き」と「年明け以降のトレンド」。
昨日の日経平均は大きく反発。
連日の下げが大きかったぶん、
ようやく反発に転じた際には、
大きな値幅で反発していきました。
オミクロン株に新薬が効きそうで、
経済活動の規制もなさそうという、
新しい材料が好感されたこともあり、
米国市場も反発に転じていますので、
売りが売りを呼ぶ展開は回避され、
再上昇に期待を持たせるような、
落ち着いた相場環境になるのか、
見極めていきたいところです。
クリスマス、そして年末にかけては、
売買代金がどうなるかも含めて、
特有の動きをすることがあり、
「掉尾の一振」といった現象なども、
前号メルマガ(第400号:12月19日)で、
その条件について触れているように、
ないとも限らないといえますので、
昨日で年内の下げ止まりとなるか、
よく見極めていきたいところです。
もっとも、年末に特有の動きと、
年明け以降のトレンドとの間には、
別個の力学が働くものであり、
相場全体がどちらを目指すのか、
大きな視野で俯瞰する必要があります。
次号メルマガ(第401号:12月26日)は、
今年最後の発行ということもあるため、
政治動向と経済のマクロ要因を柱に、
来年の大きな方向性を分析する予定です。
おそらく年明けの早々からいろいろあり、
忙しい相場になるように思われますので、
年内から準備しておくことが賢明です。
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※本ブログは国際情勢、政治、経済に関する情報分析と、私自身の相場観、相場分析、トレード・ノウハウをお伝えすることが目的です。読者の皆様への投資助言、推奨のようなことは一切行っておりません。また、記事の内容には万全を期していますが、市場では常に「想定外」の事柄が発生する以上、その正確性を保証するものではありません。さらにいえば、相場予測が正しくても、それで勝てるとは限りません。読者の皆様が、本ブログの記事を参考にトレードなさり、損失を出されることがあっても、筆者はいかなる意味でも責任を負いかねますことをご承知おきください。いずれにせよ、投資においては自己責任が絶対の原則ですから、情報武装、知識武装、リスクヘッジに万全を期されることをお勧めします。皆様が大きな富をつかまれることを、心よりお祈り申し上げます。
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