年末高への「期待」と年明け以降の「不安」。
昨日の日経平均は反発。
クリスマスらしい薄商いでしたが、
大きく下げていく様子はみられず、
久々にじわりと反発して引けました。
米国の追加緩和を大統領が拒否し、
英欧の交渉は今もなお結論が出ず、
英国の変異株はさらに変異をしと、
嫌なニュースは相次ぎますが、
米国の追加緩和はやはり実施され、
英欧の交渉はおそらく越年となり、
英国の変異種は弱毒性だとして、
不安を打ち消すような期待もあり、
大きな波乱にはなっていません。
前号メルマガ（第348号：12月20日）で、
今週の注意点について分析していますが、
クリスマス休暇をうまくしのぎ切れば、
年末の風景への期待は残りますので、
今日以降の推移を見極めたいところです。
もっとも、年明け以降の相場について、
大きく影響を与えそうな要因が、
激しく動いていることも確かです。
世論の動向が激変するなかで、
検察が活発に動き出しており、
政界のパワーバランス全体に、
大きな変化が出てきています。
菅政権が仕掛けていく時期や、
菅政権が仕掛けられる可能性など、
様々な政局論議が展開されており、
穏やかさとは対極になっていますので、
次号メルマガ（第349号：12月27日）で、
最新の政治的な駆け引きも踏まえつつ、
今後の相場展望を分析する予定です。
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