年末年始の株価シナリオ。
昨日の日経平均は続伸。
特に新たな悪材料も出ずに、
市場に平穏さが戻ってくるなか、
米国では経済指標の良好さや、
新型コロナの「飲み薬」承認など、
いくつか好材料も重なっており、
先週から続いた大幅な下げから、
反発する動きが継続しました。
前号メルマガ(第400号:12月19日)で、
「掉尾の一振」となる条件について、
分析と解説をしているところですが、
クリスマス休暇が終了した後、
一定の株価を維持しているなら、
年末に向けての一段高というのも、
まだ可能性として残されています。
もっとも、年末の動きとは別個に、
年明け以降の相場がどうなるかは、
政策的、マクロ的な要因の方が、
より重要になってくるということを、
これまで何度も述べてきています。
金利の動向をめぐる各国の思惑や、
米国をはじめ主要国の財政政策の如何、
急浮上している「地政学リスク」など、
押さえるべき点がいくつもあるため、
次号メルマガ(第401号:12月26日)で、
それらをひとつひとつ点検していき、
年末の株価や年始以降の動きについて、
シナリオの考察・分析をする予定です。
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