「株価位置」からみた日経平均の「天井」とは。
昨日の日経平均は大幅上昇。
600円超の上昇劇を演じて、
2万9千円の大台を突破しました。
FOMCは「タカ派」でしたが、
事前にアナウンスされた内容が、
そのまま決定されただけともいえ、
急激な政策の「転換」ではなく、
既定方針が維持されたのだと、
市場参加者は受け取ったようです。
オミクロン株に関する行動規制等を、
おそらく米国はやらないわけですが、
ならば日本もこの変異株の拡大で、
経済活動を制限されるようなことは、
可能性として低下してくるわけです。
いずれにせよこれらの安心材料で、
警戒して売られていたぶんが、
一斉に買い戻された結果として、
日経平均は大きな上昇幅を記録し、
大台を回復して引けています。
もっとも。
既定路線が維持されるとはいえ、
金融緩和が終了の方向に向かい、
景気刺激がやがて終わるのは、
はっきりとしていることです。
経済対策で投入されたマネーが、
今も回っているところですので、
株高圧力はまだ効いていますが、
新たな株高材料は出ておらず、
いずれ対策の効果も切れます。
日経平均はどこを「天井」として、
下落に転じていくのかという点を、
マクロ的な諸情勢を踏まえつつ、
適正な「株価位置」という観点から、
次号メルマガ(第400号:12月19日)で、
詳しく点検・分析してみる予定です。
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