オミクロン株の実態とオミクロン「後」のシナリオ。
先週の日経平均は乱高下。
オミクロン株拡大の報道を受け、
不安心理が広がった結果として、
2万7千円台まで下落しました。
ワクチンが効かないという変異株が、
短期間に5大陸全てに拡大してしまい、
市中感染も始まってしまったのは、
確かに大きな脅威であるわけで、
ようやく峠を越えたコロナ禍が、
またぞろぶり返すという恐怖に、
世界全体が怯えていました。
もっとも、変異の特徴については、
まだわかってないことも多いため、
「底」が抜けるような崩落劇は、
今回まだみられていません。
感染力はかなり強いようですが、
毒性はそうでもなさそうという、
安心させる報道もありますし、
既存ワクチンでも効果があるとか、
「飲み薬」が投入されるといった、
不安を払拭させる報道もあって、
「下げ止まり」の兆候もあります。
年末から来年にかけての相場は、
オミクロン株の実態がどうかに、
大きく左右されるのは当然で、
シナリオも変化していくために、
前号メルマガ（第398号：12月5日）で、
詳しく分析しているところです。
もっとも、オミクロン株の脅威が、
想定より低いものにとどまっても、
それで全ての不安が払拭されて、
青天井の上昇になるようにも、
言えない状況になりそうなことも、
前号メルマガで指摘していますが、
いずれにせよ情勢は流動的であり、
しっかり見極める必要があります。
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