「11月相場」の焦点と「次の転機」。
昨日の日経平均は大幅上昇。
衆院選で岸田政権が「勝利」して、
政治的な安定性が確保されたことや、
11月中にも大型の経済対策が出され、
景気と株価を刺激するということが、
素直に市場参加者に好感された結果、
大きな値幅の上昇をもたらしました。
海外情勢も比較的、落ち着いており、
米国の政府閉鎖や政府デフォルト、
中国の連鎖破綻や金融システム危機は、
いずれも指導者側の積極的な努力で、
「先送り」や軟着陸が図られたことを、
市場も好感しているところですし、
金利、為替、原油価格の動きもまた、
比較的、落ち着いている状況です。
日経平均の株価位置をみると、
かなり上ブレしていますが、
いつまでこの勢いが続くのか、
どこに向かっていくのかが、
「11月相場」の焦点になります。
国会の召集日や会期などが、
そろそろ決まってくることで、
年内の詳細な政治的な日程が、
ある程度、固まってきますので、
次に転機を迎えそうなのはどこか、
次号メルマガ(第394号:11月7日)で、
今後のシナリオを分析する予定です。
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