市場の「変調」と総選挙の「情勢緊迫」。
昨日の日経平均は大幅反落。
米国の長期金利の急激な上昇や、
原油価格の急騰といった要素が、
今後の不安として燻ることは、
前号メルマガ(第391号:10月17日)で、
あらかじめ指摘していたところですが、
ここにきて止まらなくなっています。
前日に売りに押された日本市場で、
これが材料視されることとなり、
大きな下げを記録してしまいました。
ただ、前号メルマガでお示しした、
例の「水準」に照らしてみる限り、
やや上ブレしていた株価位置が、
本来あるべき適正水準を目指して、
「修正」されたものともいえるため、
このあたりで下げが止まるならば、
さほど心配はいらないといえますが、
問題はこのまま相場環境の全体が、
大きく変化していく場合です。
金利と原油価格のさらなる上昇が、
日米はじめ世界全体の経済にとって、
いったい何を意味することになるのか。
また、ここに来ての市場の「変調」が、
与党優勢とされる衆院の総選挙に、
情勢の緊迫をもたらすことはないか。
刻一刻と変化をし続ける情勢を、
きちんと把握し続ける必要があり、
またそれにともなって投資戦略を、
考え続ける必要がありますので、
次号メルマガ(第392号:10月24日)で、
最新の情勢の変化を織り込みつつ、
今後の相場の展望を分析する予定です。
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