「総選挙のアノマリー」はどうなるか。
昨日の日経平均は続落。
前号メルマガ(第390号:10月10日)で、
「居心地のいい水準」を示しましたが、
結局、「上限」が限界点となって、
日経平均は下落に転じたままです。
円安、原油高、金利上昇と、
株価を直撃する諸要因が、
一斉に動き出しています。
一応、円安は株高要因ですが、
過度になればネガティブですし、
衆議院の解散を明日に控えて、
生活苦の懸念が増すというのは、
日本株にとって不安要因です。
それでも「選挙対策」として、
まだ「玉」の検討がなされていますが、
臨時国会の代表質問の総理答弁には、
市場の期待を高める内容はみられず、
与党からは買い意欲を削ぐような、
妙なアイデアも聞こえたりします。
米中双方で不安がつのるなか、
日本は総選挙に突入するわけですが、
「解散は買い」「総選挙は買い」と、
広く知られているアノマリーは、
現時点で発生していません。
ではどのような選挙結果になり、
株価にどう影響していくのかを、
次号メルマガ(第391号:10月17日)で、
いくつかのシナリオとともに検討し、
今後の株価展望を分析する予定です。
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