「政界の流動化」は株式市場に何をもたらすのか。
昨日の日経平均は反発。
先週初めに始まった「買い戻し」は、
ジャクソンホール会議への警戒などで、
「戻り売り」に押されてしまいましたが、
パウエルFRB議長の講演の内容等が、
市場に好感された影響が押し寄せて、
週明けの日経平均も上昇しました。
ただ、「寄り付き天井」となるなど、
高値では上値が重くなる傾向は続き、
その点はやはり懸念材料といえますが、
下げるとしっかり買い支えも入っており、
まだ崩落していく動きではありません。
日経平均はもとの膠着した水準付近で、
安値になれば上昇圧力に支えされ、
高値では「戻り売り」に押されと、
すでにお馴染みになった値動きで、
今後の材料を待っている状況です。
実際、外部要因は大きく動いており、
特に政治状況がどう収斂するかは、
やはり注目しておくべき事柄です。
前号メルマガ(第384号:8月29日)で、
詳しく点検しているところですが、
情勢はかなり流動的であるために、
経済政策における安倍・菅路線が、
今後も維持され得るのかどうかは、
よく見極める必要があるといえます。
おそらく「キングメーカー」として、
安倍前総理の力は残り続けるものと、
市場の大半がみているところですし、
永田町も多くがそうした前提で、
今後のことを考えているようですが、
「アベノミクス」という政策に、
懐疑的な立場だった人物・勢力が、
政権をとる可能性もあり得るのは、
前号メルマガで指摘した通りです。
むき出しの権力闘争が続きますが、
「政界は一寸先が闇」ですので、
思わぬシナリオが現実化しかねず、
何が起きても対応・対処できるよう、
「頭の体操」と備えは必要といえます。
☆
☆
★メルマガのお申し込みはこちら⇒「申し込みページへ」
※当月中のお申込みいただいた方には、当月発行分のバックナンバー(第380号:8月1日発行、第381号:8月8日発行、第382号:8月16日発行、第383号:8月22日発行、第384号:8月29日発行)が届きます。
【↓↓↓いつもお読みいただいて、ありがとうございます。少しでも参考になった方、面白いと思われた方は、以下のランキングページにクリックをお願いします↓↓↓】
人気ブログランキング
にほんブログ村
● 全投資家必見!衝撃のメルマガ申込みはこちらから
※ バックナンバーについてはこちら → 【時鳥・政経レポート「天の時」メールマガジン・バックナンバー2014】 アベノミクスの進撃【時鳥・政経レポート「天の時」メールマガジン・バックナンバー2015】 霞が関の予言「日本未来設計図」 【時鳥・政経レポート「天の時」メールマガジン・バックナンバー2016】 「AI時代」と「百年の富」
※本ブログは国際情勢、政治、経済に関する情報分析と、私自身の相場観、相場分析、トレード・ノウハウをお伝えすることが目的です。読者の皆様への投資助言、推奨のようなことは一切行っておりません。また、記事の内容には万全を期していますが、市場では常に「想定外」の事柄が発生する以上、その正確性を保証するものではありません。さらにいえば、相場予測が正しくても、それで勝てるとは限りません。読者の皆様が、本ブログの記事を参考にトレードなさり、損失を出されることがあっても、筆者はいかなる意味でも責任を負いかねますことをご承知おきください。いずれにせよ、投資においては自己責任が絶対の原則ですから、情報武装、知識武装、リスクヘッジに万全を期されることをお勧めします。皆様が大きな富をつかまれることを、心よりお祈り申し上げます。
※本メールマガジン及び時鳥氏へのブログ等のコメントは時鳥氏及び時鳥メルマガ発行委員会の広報物あるいは著作等に使用させていただくことがございます。あらかじめご了承ください。
コメントを残す