ロシア軍の「侵攻」は市場に何をもたらすのか。
昨日の日経平均は反落。
ウクライナ危機が再燃しています。
昨日は「ウクライナ軍が砲撃」と、
真偽不明の情報が報道されて、
後場に一気に急落してしまいました。
実際の衝突はまだのようですが、
極めて危険な状況にあるようです。
ロシアから「対話継続」が表明され、
緊張が緩和するかと思いきや、
国境付近の兵力はむしろ増強され、
侵攻の可能性は高まっていると、
バイデン政権は主張しています。
侵攻の可能性は「非常に高い」と、
警鐘が鳴らされたことを受けて、
いったん買い戻された米国株は、
昨夜は大きく売りに転じており、
今日の日本株もまた下げそうです。
万一、「開戦」となってしまえば、
物価、金利、為替などの全てに、
大きな影響が及ぶとみられますし、
その後の欧米側の制裁措置で、
世界の金融システム全体にも、
甚大な衝撃が与えられかねず、
警戒を緩められない状況ですので、
次号メルマガ(第409号:2月20日)で、
それらを一つひとつ点検・整理して、
今後のシナリオを分析する予定です。
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