政治の混乱、停滞は市場に何をもたらすのか。
昨日の日経平均は大幅に続落。
米国の下院議長解任の悪材料で、
さらなる大幅な下落となりました。
まさに「政界は一寸先が闇」です。
今後、バイデン政権は議会対策を、
うまくやれるのかどうかの点が、
全世界の経済にも影響していく、
大きな懸念点として浮上しました。
前号メルマガ(第493号:10月1日)で、
すでにいくつか指摘していますが、
バイデン政権がやりたい政策が、
実施困難になりかねない状況です。
米国政界が対立や混乱をすることで、
予算などの成立が困難になるなど、
経済政策の全般にも影響しますし、
ウクライナ支援を含む安全保障も、
大きな制約がかかる恐れがあります。
もっとも、目先の株価だけをみると、
短期間に売られ過ぎの感もあり、
昨夜の米国株の反発もあって、
そろそろいったんは下げ止まり、
リバウンドしても良さそうですが、
しかし相場の中期的な見通しは、
激変した可能性もあるといえます。
日本の政界も雲行きが変わっており、
「解散風」や「玉」の行方なども、
大いに気になるところですので、
次号メルマガ(第494号:10月8日)で、
あらためて整理して分析する予定です。
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※本ブログは国際情勢、政治、経済に関する情報分析と、私自身の相場観、相場分析、トレード・ノウハウをお伝えすることが目的です。読者の皆様への投資助言、推奨のようなことは一切行っておりません。また、記事の内容には万全を期していますが、市場では常に「想定外」の事柄が発生する以上、その正確性を保証するものではありません。さらにいえば、相場予測が正しくても、それで勝てるとは限りません。読者の皆様が、本ブログの記事を参考にトレードなさり、損失を出されることがあっても、筆者はいかなる意味でも責任を負いかねますことをご承知おきください。いずれにせよ、投資においては自己責任が絶対の原則ですから、情報武装、知識武装、リスクヘッジに万全を期されることをお勧めします。皆様が大きな富をつかまれることを、心よりお祈り申し上げます。
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