ウイルスの「変異」と市場の「転機」。
(午前0時半の更新です)
先週の日経平均は「横這い」を脱し、
2万3千円の手前まで上昇しました。
各国当局の「玉」がまだ効くなか、
相場全体が「夏枯れ商状」気味となり、
「閑散に売りなし」の言葉の通り、
売り圧力が弱まっているといえます。
さりとて、ここから力強く上昇して、
さらに上値を追っていこうにも、
燻っているリスク要因が多いため、
なかなか積極的にはなり切れません。
世界的な新型コロナの感染拡大と、
米中間で白熱する「新冷戦」という、
2つの大きなリスク・ファクターは、
どちらも非常に不気味な存在であり、
市場への波及が警戒されるところです。
日本国内に目を転じてみても、
新型コロナの「確認数」拡大の背後に、
極めて不気味な「変異」が指摘され、
場合によっては政策を大転換させて、
徹底的な対策を求められるという、
市場のリスクシナリオがあることを、
前号メルマガ(第326号:7月19日)で、
国会答弁をもとに詳しく述べています。
夏枯れの「閑散相場」が続きますが、
情勢急変は意外に早いかもしれず、
いずれにせよ注意力は必要といえます。
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