この「均衡」が破れる時期ときっかけについて。
(午前0時半の更新です)
昨日の日経平均は反落。
前日に大きく上昇していますが、
あまり具体的な中身もない状況で、
思惑による上昇だったこともあり、
利益確定の方が強く出た結果、
2万2千円台の半ばまで戻しました。
先月に膠着状態に陥ってから後の、
定位置ともいえる株価付近です。
先週の失速気味は一段落ですが、
大きくは上がり切ることもなく、
大きく崩れてしまうこともなく、
「横這い」の状況がまだ継続です。
各国当局による「玉」の効果と、
今後の経済見通しの不透明さが、
ぶつかり合っている状況のため、
投資家もどちらを選択すべきか、
判断がつかない状況となって、
「閑散相場」になっています。
無論、永遠にこれが続くことは、
まず絶対にないと思われますので、
何かをきっかけに均衡が崩れて、
大きく動く日が来ると思われます。
各国当局の「玉」も史上最大級ですが、
新型コロナの状況と内外情勢の緊迫度も、
史上稀なレベルの深刻さであることは、
前号メルマガ(第324号:7月5日)で、
具体的に分析しているところであります。
いずれこの「均衡」が破れる瞬間には、
何が起きるかのかということだけは、
よく考えておく必要がありますので、
次号メルマガ(第325号:7月12日)で、
その時期ときっかけについて分析します。
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