相場環境の均衡が破られるとき。
昨日の日経平均は反落。
先週末の上昇分がやや値を消して、
利益確定の売りに押されました。
株価位置もわずかに下げて、
また「例の株価位置」へと、
若干ながら近接しています。
もっとも、そこを大きく割って、
さらに下げが加速する展開は、
現時点の相場環境を見る限り、
考えづらいものがあることも、
前号メルマガ(第451号:12月11日)で、
その理由とともに述べています。
昨日は米国市場において、
「物価上昇」の懸念が後退し、
大幅な上昇を遂げていますので、
本日以降の日経平均がまたさらに、
売り込まれるといった展開も、
少し考えづらいものがあります。
いずれにせよ一定の値幅の中で、
上下動を繰り返していますが、
相場環境の全体的な均衡が、
いつ破られるかが焦点です。
米国の金融政策の方向性や、
「地政学リスク」の如何など、
いくつもチェック項目はあり、
何か材料が出てくるたびに、
適宜適切な対応が必要ですので、
今後とも注意して情勢の推移を、
追い続けていく必要があります。
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