5,6月への「期待」と10連休というリスク。
昨日の日経平均は小幅ながらも続伸。
朝方には下げる場面もありましたが、
さらに下げる気配もなく切り返しに転じ、
終値では前日比プラスに乗せて引けました。
東証1部の売買代金は2兆円を切っており、
活況を呈しているとまではいえませんが、
前号メルマガ(第261号:4月21日)で述べた、
内外の情勢変化による5、6月への「期待」が、
日経平均を底堅く推移させています。
「解散風」はだんだんと強さを増しており、
「消費増税延期」もしくは「停止」を、
相場の前提条件として考え始める投資家が、
多く増えれば増えるぶん市場の空気は、
じわりと熱気を帯びてもきます。
永田町では選挙日程にまつわる憶測に加え、
「解散の大義」についても諸説が上がっており、
いずれも日経平均の未来に直結しますので、
次号メルマガ(第262号:4月28日)のなかで、
様々な角度からご紹介する予定です。
ただ、世界情勢の「黒雲」は後退したとはいえ、
別にまだ何か劇的な解決を見たわけではなく、
前号メルマガで指摘した「上値余地」が、
必ず達成されるという保証はありません。
昨日は米国によるイラン原油の全面禁輸で、
ひやりとする場面もありましたが、
国内政局で再び苦境に陥ったトランプ政権など、
注意してみておくべき要素は多々あります。
10連休自体がリスクという見方もありますが、
確かに日本政府・日銀、そして日本の投資家が、
手出しできないなかで突発的な事態が起きれば、
想定外の動きはあり得ますので慎重さは必要です。
いずれにせよ「静謐」のなかで改元するはずが、
内外とも情勢が激しく動きつつあり、
むしろざわめきが大きくなっていますので、
連休中もやや変則的な形ではありますが、
メルマガで情勢分析と展望を述べる予定です。
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