大雪の日の「漂流相場」と日銀決定会合。
(午前0時の更新です)
昨日の日経平均は方向感なく漂った挙げ句、
8.27円高と先週末とほぼ同じ株価で引けました。
日経平均の「先高感」は根強く存在していますし、
米国の「政府閉鎖」の影響は限定的とされる上、
「まもなく合意か」との情報も断続的に入ります。
こうしたこともあり目立った売り仕掛けは観測されず、
先週末の株価を維持することができました。
さりとて、即座に「2万4000円再トライ」するのは、
まだ相場環境が整っていないことも否定できません。
米国の「政治リスク」はやはり予測不能の要因です。
このまま「政府閉鎖」が長期化、本格化した場合、
何が起きるかを断言できる人はいません。
前号メルマガ(第196号:1月21日)でも書いたように、
「地政学リスク」も「重石」となる恐れがあります。
「冬期五輪」が終了するまでは、
たぶん戦争はないだろうという「楽観論」と裏腹に、
朝鮮半島情勢の緊張の度合いを増大させる事柄が、
西太平洋でいくつか聞かれるようにもなっています。
何より気になるのが金融政策です。
日銀の決定会合は「現状維持」とみられますが、
問題は黒田総裁が「何を語るか」です。
別に、何か具体的なことを語らなくても、
「出口」に関して「憶測」を呼ぶ要素があれば、
相場全体が攪乱されかねません。
昨日は通常国会が開会し、
「2018年政局」が本格的にスタートしましたが、
まさにその日に大雪が首都を直撃しました。
「戌笑う」とされる2018年ではありますが、
強烈な上昇の可能性を秘めている一方で、
ド派手な波乱の種を孕んでいることを、
はからずも国会初日に確認した形です。
ともあれ、もうしばらく要注意です。
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