「下げ止まり」と日銀決定以降の展望。
昨日の日経平均は4日ぶりに反発。
週明けに大きな下落をして後、
リバウンドと利確を繰り返しつつ、
ずるずると下げてはきましたが、
ようやくに下げ止まりました。
米国が「粘着性インフレ」を警戒し、
「利下げ」が遅れるとの観測が、
また台頭してきていることで、
「円高」が一段落したことなども、
下げ止まりに一役買っています。
もっとも、最大の焦点になるのは、
来週に迫った日銀の決定であり、
そこで示されるであろうところの、
市場に対する「配慮」の中身です。
「マイナス金利の解除」の方は、
ほぼ既定路線となってきたなか、
他の異次元緩和のメニューが、
どのように修正されるのかで、
今後の市場シナリオが変わります。
日銀のスタンスの如何によって、
再び「バブル」に点火されるのか、
合理的な株価位置まで戻すのかが、
決まってくる可能性もあるために、
次号メルマガ(第517号:3月17日)で、
前提となる条件を整理した上で、
今後の展望を分析する予定です。
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