「閑散に売りなし」と日銀会合。
昨日の日経平均は反発。
久々に3万9千円台を達成し、
株価位置も少し上げました。
米国の株高などもありますが、
特定の好材料に反応して、
強い買いが入ったというより、
日銀会合を控えた薄商いで、
積極的に売る動きが止まり、
「閑散に売り無し」の格言が、
そのまま値動きにあらわれて、
上昇してきたものといえます。
前号メルマガ(第529号:6月9日)で、
今後の日銀の決定の如何で、
夏以降の相場の全体に、
大きな動きが出かねないと、
分析しているところですが、
今月時点での「引き締め」を、
強く予想する人は多くなく、
一定期間の「緩和」継続を、
期待するむきが多いようです。
こうしたことが相場に反映し、
いったん上昇に向かうというのは、
理解できることでありますが、
いずれにせよ実際の決定が、
どのような内容になるのかが、
何より重要であるということは、
変わらない要素でありますので、
引き続きそのつもりで注意して、
相場の動きを見極めたい局面です。
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