15日を焦点とする「4月危機説」。
昨日の日経平均は続落。
半島危機について海外での報道内容は深刻な上、
トランプ氏の為替への「口先介入」もあって、
日経平均には強烈な下げ圧力がかかっています。
また、米国が中東で新たな軍事作戦という情報もあり、
増大する地政学的リスクが米国市場を下げており、
これまた日経平均に下げ圧力として働いています。
もっとも、日銀等のクジラ軍団もかなり健闘中で、
後場、ナイトと不定期に「相場操縦」をしており、
相場全体がパニック的に売られることを食い止め、
下落の幅を最小限にとどめてはいます。
そもそも、そうした「禁じ手」がなければ、
日経平均は到底、この位置を維持できませんので、
安倍政権としては仕方ないことかもしれませんが、
おかげで日経平均のチャートはおかしくなっており、
市場の価格決定機能は歪んでしまっています。
どういう戦略でエントリーするにせよ、
こうしたことを勘案すべきかと思います。
ともあれ。
この週末の15日を焦点として、
俄かに「4月危機説」が急浮上していますが、
半島情勢は簡単なようで簡単でなく、
複雑なようでけっこう単純なように思います。
諸事情があって今朝のブログ記事も短めですので、
詳しい話は次号メルマガ（第156号：4月16日）で書きます。
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