「危機」の相場と必要な「知識」。
（午前0時の更新です）
「半島情勢」の行方に世界中の注目が集まっています。
米空母のタスクフォースを目の前にして、
それでもミサイルを撃つ北朝鮮の大胆さには驚かされますが、
金正恩氏の手元にあるカードは限られており、
自力で「落とし所」を探ることは難しいと思われます。
畢竟、米国、中国、ロシアそして韓国などの「肚次第」で、
「半島情勢」の行方は左右されそうなのですが、
今週からしばらくそれら諸国の一挙手一投足に、
市場全体が大きく揺さぶられることになりそうです。
内閣、関係省庁、国会といった日本の中枢の「雰囲気」を、
前号メルマガ（第156号：4月16日）でご紹介しました。
あえて報道が書かない「雰囲気」をお知りになることで、
読者の皆様はかえって落ち着かれたのではないでしょうか。
前号メルマガはあまりに情報量が多いため、
前編・後編の2本にわたってお送りすることとなりましたが、
「最悪の場合、何が起きるか」
「「万一」が発生した後、どんなシナリオがあるか」
さえ押さえておけば、そう怖いことがあるわけでなく、
かえってピンチをチャンスにすることも可能になります。
大切なのは必要な「準備」をしておくことであり、
この場合の「準備」とは、必要な「知識」を過不足なく、
きちんと頭に入れておくことだと私は考えています。
「4月15日開戦」は結局ありませんでしたが、
「決着」はそう簡単に短い期間でつくものではなく、
しかし、そう遠からず「決着」の前提条件は整いそうです。
メディアのニュースが偏っていると感じたり、
また、足りないと感じたりして、もどかしくなるでしょうが、
正確な「知識」を必要なだけ頭に入れておくことで、
日々のニュースに右往左往しないようにしたいものです。
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