「カベ」と「変事」に注意。
先週の日経平均は順調に上昇。
やや上昇速度が遅い気もしますが、
じわりじわりと17500円の手前まで来ました。
日経平均にはまだ上値余地がありますが、
前号メルマガ(第132号:10月30日)に書いた通り、
ここから先の上昇は要注意です。
たとえ内外の情勢が「波静か」であっても、
ここから上は心理的なカベがいくつもあり、
その都度、反落させる力が働きます。
また、情勢が「波静か」かどうか、
ここに来て、やや不安な材料が台頭しています。
米国は大統領選の最終盤に、
「オクトーバー・サプライズ」の可能性が浮上し、
投資家を身構えさせています。
また、国内では安倍政権が賭けてきた、
「勝利の方程式」に狂いが生じているようで、
あれほど吹き荒れた解散風が急速に萎えています。
「火事は最初の1分、選挙は最後の1分」
「政治は一寸先が闇」
といった政界格言を地でいくような話が、
日米両国で発生する可能性があり、
日経平均はこれらの情勢に大きく影響されます。
いずれにせよ、今週の株式市場は、
先週までのように能天気な状況とはやや異なり、
ちょっと神経を研ぎ澄ます必要がありそうです。
無論、これらのことはチャンスも意味します。
「当たり前」の話ですが、
明日の株価位置を予言できる人は皆無ですが、
反落するポイントならだいたいわかります。
変事が発生するかどうかは予測不能ですが、
発生したら、当然に相場は荒れます。
過去、私の実験トレードで検証してきたのは、
そういう「当たり前」のチャンスを、
コツコツと拾っていけば全勝するという、
非常にシンプルで「当たり前」の話です。
ここから先、どういうポイントがあるかは、
前号メルマガで詳しく書きました。
情勢はどんどん動き、かつ、予測不能ですが、
相場のカラクリ自体は、そう難しいものではありません。
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