4連休前に入る前の日経平均は、

各国当局の「玉」の影響もあって、

2万2千円台後半の「高値圏」で、

ほぼ「横這い」の状況が続きました。

売買代金はほとんど膨らまず、

「閑散に売り無し」の格言通り、

売り崩す勢力がなかったことも、

この「横這い」の要因でした。

しかしながら、週の後半にかけて、

気がかりな材料がいくつも浮上して、

世界的に株価が軟調気味になっています。

最大の「重石」は新型コロナであり、

世界中で感染拡大が止まらない上に、

日本の状況もだいぶ悪化しており、

日本政府は国民に旅行等を促しつつ、

企業に「3割出社」をお願いするなど、

だいぶ苦しい対応を迫られています。

ウイルスは日本でも「変異」しており、

それが若者を中心に拡散しています。

「東京型は弱毒性」との「噂」もあって、

やや危機感が薄らいでいたところですが、

「弱毒性」という根拠はまだないですし、

医療機関への負荷も大きくなっており、

政府の強気の姿勢も一歩後退しました。

もうひとつ気がかりなのは米中関係です。

お互いに領事館の閉鎖を要求し合い、

お互いに強力な艦隊を繰り出し合う、

かなり緊迫度の高い局面になっています。

今日や明日にも本格的に「開戦」して、

全面戦争に陥ることはないにしても、

お互いに一歩も退く余地はみられず、

両者を調停する勢力もないために、

「不測の事態」も警戒されますし、

外交・軍事面で厳しく対峙しつつ、

経済面で融和・協調していくことは、

ちょっと考えづらいものがあるために、

株式市場には「重石」として作用します。

前号メルマガ(第327号:7月26日)では、

こうした諸々の要因を踏まえた上で、

「8月の波乱」の可能性について分析し、

注意すべきポイントを考察しましたが、

「高値圏」で推移してきたとはいえ、

情勢が急変する可能性は常にあることを、

よくよく注意しつつ臨む必要はあります。

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