やがて来る台風。
日経平均は先週、16800－17000円のゾーンに達し、
その後、「停滞」しています。
下げては反発し、下げては反発しを繰り返し、
じりじりと下がりつつあり、
週末の時点では16500円を割っています。
「日銀砲」の存在感もあって、
日本市場が大崩れはしていませんが、
さりとて、大きく買い上がるには、
日米当局の金融政策がどうなるかを、
見極めないことにはリスクがあります。
結果として、ほぼ「ど真ん中」付近の、
「適温相場」のまま停滞していますが、
いずれにせよ、材料待ちです。
そろそろプレーヤーが本格的に市場に戻って来ますし、
前号メルマガ（第122号：8月21日発行）に書いた通り、
今週には大きな材料が出てくる公算が高いですので、
遠からず「停滞」は破られると思われます。
いずれにせよ、小さな動きが続いた後は、
大きな動きがやってくるものです。
ただ、今の日本市場に関しては、
政府・日銀が無理に無理を重ねた結果、
通常の価格決定機能が壊れており、
いびつで歪んだ株価形成が行われています。
無理を続けてきたことの帳尻は、
どこかで必ず合わせなければいけませんが、
取り扱いに注意しなければ、
かなり危険な事態となりかねないことは、
前号メルマガに詳しく書いた通りです。
今、「内部の人々」は青い顔をして、
やがて来る台風に備えていますので、
私達も心しておきたいと思います。
そういえば、今日、これから東日本を、
本当の台風が直撃するようです。
読者の皆様も、おさおさ備えを怠られず、
通勤・通学には万全を期せられますよう。
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