(午前1時半の更新です)

日経平均は反落。

終値で16500円を割りました。

お盆が明けて、じわじわと下げトレンドです。

目下、上昇要因はほとんど日銀だけですので、

「日銀砲」がクリアにその姿を見せない限り、

じわじわ下げていくのは仕方ありません。

さりとて「日銀砲」はいずれ必ず発射される以上、

売るにもリスクがあり、下げの速度を緩めています。

この点は、黒田総裁の狙い通りと言えます。

米国でも、追加利上げの観測をめぐって、

米国株も為替も非常にナーバスになってますが、

海外の「危機」が小康状態で推移するなか、

日米の金融当局がどう出るかの思惑が、

相場全体を上下させ、揺さぶっています。

景気見通しや企業業績などをさておいて、

日銀の動きだけに注目が集まるという、

非常に異常な状況になって久しいですが、

徹頭徹尾、「政策相場」であるアベノミクスが、

最終的に行き着いた姿がこれなのだといえば、

理解も納得も可能です。

ともあれ。

日銀は本当に動けるのでしょうか。

今、日銀が異次元緩和の「総括」中であることが、

9月の決定会合をめぐる思惑を左右しています。

ただ、「総括」の本当の内容が世に出ることは、

まずないと思われます。

最終的に「次の一手」は政府の意向を受け、

黒田総裁らが「政治的」に判断すると思われます。

私が「関係者」に聞く限り、

もう冗談では済まないレベルに差し掛かっています。

一般向けのブログであまりモロな内容を書き、

おかしな不安を煽るのも考えものですので、

詳細は次号メルマガ(第122号:8月21日)に、

ある程度、詳しく書くつもりではありますが、

そろそろ「出口」について考えるべき頃であり、

そして、その「出口」についての戦略は、

よほど注意しないと大きな悲劇に直結しかねません。

その時、何が起きるかは、

日銀の総括を待たずとも、今ある情報と知識で、

一般の国民にも容易に想像がつくことです。

こうしたことを知っている政権中枢の人々や、

賢明な情報分析で未来の危機を察知した人々は、

皆、一様にある投資行動をとっているようです。

それはいったい、何か?

これから、何が起きようとしているのかとともに、

次号メルマガで詳しく書くつもりです。

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