「底」はどこか?
(午前0時の更新です)
日経平均は大幅に続落。16000円割れです。
相場環境が比較的落ち着き、
政府側の「玉」の「期待」があった5月と違い、
この6月は超ド級の荒れ要因が連続して押し寄せます。
だからこそ、「6月の暗雲」が警戒されたわけですが、
「暗雲」は雷雨となって暴れる兆候をみせています。
国内政治にもじわりと「暗雲」が広がっています。
月初には盤石と思われた参院選も、
「サミット効果」がかなり剥落してきました。
都知事への怒りが自民党に転化され始めており、
全国的に数百万単位で逃げる恐れがありますが、
それよりも私が気にしているのは「選挙の争点」が、
水面下でじわりと変化しつつあることです。
(次号メルマガ第112号:6月19日発行で書きます)
もっとも、参院選は選挙制度の関係もあって、
そう大きなサプライズは起こりづらいのですが、
しかし、いくつかの重点選挙区がひっくり返れば、
2年以内に必ずある次期衆院選が怪しくなりますから、
今後の政局の行方を左右しかねません。
さて。
当面の問題はこの下落がどこで止まるかです。
FOMCと日銀決定会合がありますから、
そこでいくぶんか見通しがよくなるはずですが、
最大の「暗雲」である「ブレグジット」の方は、
どちらかというと悪い話題しか聞こえてきません。
このような海外要因からくる「暗雲」については、
日本政府はほとんどコントロールができませんが、
そうはいっても、どこかで下げは止まるはずです。
今日、明日の金融政策次第ではありますが、
いつも参考にする「基準値」等に照らしてみても、
ここらで、そろそろいったんは反発しないと、
おかしい株価位置まで近づいているとは思います。
いずれにせよ、日米の政策決定を受けて、
下落の行方を見極めたいと思います。
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