【5月7日】 五月相場を見極める (朝の情勢分析)
おはようございます。
連休も明け、本格的な五月相場です。
昨年末、「5月の時点で日経平均は14000円台前半」といえば、
おそらくほとんど誰も信じなかったでしょうが、これが現実です。
事実、14000円ラインは今年に入って2回も割れたのです。
そして今もなお、今年前半相場に下落をもたらした要因のうち、
1)消費増税にともなう重し
2)中国失速懸念にともなう重し
の2つがずっしりとのしかかっています。
連休中に発表された中国PMIは悪化していました。
メルマガで書きましたが、
本当のチャイナ・ショックはまだ先とはいえ、
日中関係の悪化もあって、重苦しく日経平均を押し下げています。
しかし、下落をはねかえすエネルギーもあり、相場を支えています。
①米国株高
②追加緩和「期待」
③成長戦略「期待」
が、その三本柱です。
とりわけ、連休中の外遊先で、
安倍首相が雇用規制改革を、
甘利大臣が法人実効減税を打ち上げ、
官邸に「小さな政府」の火が消えてないことを示しました。
(以前も申し上げましたが、連休の要人外遊発言は要注意です)
当面の相場は、上記1)2)の「下落要因」と、
①、②、③の「上昇エネルギー」の綱引きです。
「下落要因」のほうはほぼ出尽くしましたが、
かといって一朝一夕に改善されるものではありません。
「上昇エネルギー」のほうは勢いがつく可能性がありますが、
その正体は「期待」であり、剥落すれば一気にいきます。
その意味で、今週は、
「下落要因」と「上昇エネルギー」のどっちが強く、
どっちが続くかを見極める、大事な一週間となるでしょう。
いずれにせよ、14500円近辺は「居心地のいい水準」のど真ん中ですから、
どちらに仕掛けるにもリスクがあり過ぎますので、
私自身は、連休明けもまだ「休むも相場」を決め込みたいと思います。
心配しなくても、煮詰まってくれば必ず、
上か下か、どっちか一方に動きます。
そして、上でも下でも「異常値」に達した頃、
心と資金に余裕をもって、安心、安全、堅実なトレードをやるつもりです。
皆様にも、大きな幸運がやってきますようにお祈りしております。
追伸、
メールマガジンの反響が思ったより大きく驚いております。
内容に驚かれた方も多いようですが、
国家の中枢に食い込むような巨大資本の機関投資家は、
あれくらいの情報と分析は当然持っているのです。
どおりで素人が勝てないわけだと、おわかりいただけたかと思います。
経験とかスキルの問題よりも、情報の質と鮮度の問題なのです。
今後とも、読者のための情報提供を続けて参りますので、
どうぞよろしくお願い申し上げます。
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メルマガありがとうございました。確かに、この内容は一般向けには書けないですね…。こういう情報があるのとないのでは天国と地獄です。それから、特典もありがとうございました。どうか長く続けてください。
Lion様
コメントありがとうございます。
皆がびっくりするようなサプライズにも、たいていその前に予兆があるものです。
しっかり、情報をキャッチして発信してまいります。
メルマガすごかったです。特に第2号は、質・量ともに予想をはるかに超えていました。文字数は1万字近くありましたね。
この金額で、ここまで明かしていいのだろうか。この後、続かないんじゃないだろうか、と勝手に心配してしまいました(笑)。
ものすごく複雑なことを書いているのに、わかりやすいというのが実は一番すごいところだと思います。
特典1も、連休中にじっくり取り組みました。今のところ75000円くらいいただけそうです。
ありがとうございました。
塩頭卦様
いつもありがとうございます。
書きたい情報はいつも大量にありますが、大事なものを精選しております。
また、できるだけ、長く続けるつもりです。課題は執筆時間の確保ですが。。。
鋭意、努力いたしますので、今後ともよろしくお願いします。