今夜からの値動きには細心の注意が必要です。
マイナス金利導入以前の水準に逆戻りした日経平均。
今夜からは、別の要因で動く可能性がありますので、
買い方、売り方とも、それなりの注意が必要と思われます。
昨年末までの株高をもたらしていた要因は2つあります。
・外部要因がまだ落ち着いていた、
という前提のもとで、
・米国景気は強いとみられていた
・日本政府にはまだ「玉」も「弾」もあるとみられていた
という2つの「期待」によって高値が維持されていました。
年明けから、外部要因が荒れて3000円級の下落となりましたが、
上記2つの上昇要因も怪しくなったことも見逃せません。
日本政府の「玉」や「弾」は、国内政局に大きく左右されますが、
政権はまだ強く、コントロール可能な範疇にあります。
しかし、米国の景気だけは日本政府の努力でどうなるものでもなく、
諸指標が示す景気減速の兆候に当局は切歯扼腕する日々です。
今夜、米国雇用統計が発表されます。
ここで、思わぬ波乱が発生することになれば、
為替とともに、日経平均先物も大きく揺さぶらかねず、
やはり大きな注意が必要かと思います。
いずれにせよ、今夜からの値動きには細心の注意が必要です。
来週はSQです。
基本的にはファンダメンタルもテクニカルも関係なく、
先物市場全体が「思惑」と「駆け引き」に支配され、
「想定外」の高値や安値が出現することが多いです。
上級者の中には、これを見越して、
雇用統計発表時点で高値の売り玉を仕込んでおいたり、
あるいはSQ通過後の戻りを狙ったりという方がおられますが、
私のメルマガで毎月のように取り上げてきたように、
SQ週の値動きには一定のパターンがあります。
次号メルマガ(第94号:2月7日発行)では雇用統計を受けて、
来週、SQ週の値動きについても考察してみます。
FXをやるには、まず雇用統計を制する必要があり、
日経先物では雇用統計とSQだけは押さえておきたいポイントですが、
巷の解説本などにはあまり多く書いていない基礎知識です。
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