世界中が政権側の動きを見つめています。
(午前0時50分の更新です。「材料待ち」ですので、短めに)
日経平均は402円の大幅反落。
あれだけの上昇の後ですから仕方ないともいえます。
むしろ、意外に16800円近辺で底堅く切り返してきており、
「17000円の攻防」へと持ち込みつつ、週末にかけての材料待ちです。
(切り返してきた位置と前号メルマガの「水準」を比べて下さい。
おそらく、読者の方々はご納得いただいていることと思います。
これが「小康状態」での「コンセンサス」だと考えられます。)
甘利問題の勃発で、野党は「潮目が変わった」と意気込んでいるのに、
官邸側の動きがやや鈍いのが気がかりです。
甘利大臣の「説明」は明日までになされるはずですが、
予想どおり出てきた「陰謀論」という「同情作戦」以外には、
大臣続投を可能とさせる材料はほとんど出ていない一方で、
週刊文春は第2報、第3報を用意しているといいます。
誰がみても甘利大臣が「嵌められた」のは一目瞭然ですが、
大臣ともあろうに、簡単に「嵌められた」こと自体が大問題です。
与党の中にも、守れる見込みのない大臣を居座らせるより、
可及的速やかに幕引きを図れという声が強まっていますが、
TPP審議のことを考える官邸にとっては難しい選択です。
第3次安倍改造内閣には、甘利大臣以外にも「疑惑」があります。
ただでさえ、今年の通常国会は日程がタイトなのに、
衆参両院の予算審議の大部分が甘利問題への追及で消化され、
予算成立はずれ込み、通過する法案の数は激減しそうです。
株価は一応、小康状態にあり、支持率もまだ高くはありますが、
2012年の内閣発足以来、最大の危機にあるのは間違いありません。
さて。
安倍総理、そして官邸はどう出るのでしょうか。
世界中が政権側の動きを見つめています。
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