申(さる)は騒ぐか。
日経平均は「19000円の攻防」。
昨日の寄り付き直後はいいところまで行きましたが、
薄商いの中、買いが続かず、ずるずると下げました。
「防衛ライン」と思われる18700円を割る材料はまだ出ていませんが、
19000円をぶち抜いて上昇するエネルギーも見当たりません。
NY市場もクリスマスの薄商いで一服商状となってますから、
「掉尾の一振」があっても、あまり振るわないものとなりそうです。
私の「時鳥トレード」としても、この株価位置では静観するしかなく、
年末年始は来年以降の見通し、見立てに集中したいと思います。
さて。
大物ニュースキャスターの降板が大きな話題となっています。
「参議院選に出るのでは?」といった憶測も囁かれていますが、
たとえ彼が数十万の票をとっても、たかが「一介の野党議員」では、
社会への影響力も収入も、テレビのアンカーマンには敵いません。
政権側としては参院選(衆参ダブル?)を前にして、
「目の上のたんこぶ」だった人物が消えてくれたことで、
自然に笑みがこぼれてくるような気分でしょう。
彼を含め、「目の上のたんこぶ」のようなコメンテーター達が、
きれいさっぱりテレビの世界から「追放」される契機になったのが、
この2015年の、ひとつの特徴だったと言われるかもしれません。
それにしても一体、テレビの世界に何が起きているのか?
前号メルマガ(第87号:12月20日発行)をお読みになった方なら、
昨日のニュースを見た瞬間に合点がいったのではないでしょうか。
そうです。前号に書いた通りに物事が進みつつあるのです。
メディアの根幹、もっといえば民主主義のあり方にかかわるほど、
大きな大きな法改正の話が進んでいるというのに、
その内容は一切報道されず、こうした着々と事態が進んでいます。
まあ、「投資家」としては、民主主義だろうが統制主義だろうが、
時の政権に刃向かって痛手を負うよりも、
上手に政治権力の出方を読んで利益を得たほうが利口ですが、
上手にそれをやり抜くためにこそ、
「何が進んでいるのか」という状況認識と状況分析は、
誰よりもシビアに冷静に行っておく必要があります。
ただし、メディアというのはその情報源としては、
どんどん信用できなくなってきつつありますので、
私としてはメルマガでの情報提供に力を尽くそうと考えているわけです。
(個々の「政策」は是々非々で分析しますが、
決して「反体制」メルマガを発行しているわけではありません。
あくまで「投資に直結する情報」の提供が目的であり、
安倍政権だろうが民主党政権だろうが、良いところは評価します)
昔から、「騒ぐ申年」と言われていますが、
どうも、経済情勢だけでなく、いろいろな分野において、
かなりキナ臭い匂いが今からしはじめています。
そのあたりを整理して、年末年始のメルマガで、
来年以降の見立てをしっかり分析したいと考えております。
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