日経平均は5日連続続伸。

日足が陰線をつけても、強引に上昇を続けています。

今夜の米国雇用統計に大きな波乱がなければ、来週、もう一段の上昇を遂げ、

いよいよ「当面のゴール」第一次政権の最高値18261円(2007年7月9日)が目の前です。

選挙情勢は、メルマガ等で書いてきたとおり、自民単独300議席を超えそうな勢いです。

ただし、選挙はこういう時が要注意ですので、自民党は「引き締め指令」を出しました。

「選挙は水物」。幹部の失言、スキャンダル、また、首相の健康問題など、

終盤にかけて何があるかわからないものです。

「火事は最初の1分。選挙は最後の1分」と言いますから、

与党首脳が気を引き締めてかかるのは当然ではあります。

もっとも、こうなることが濃厚だからこそ、あえて「年内解散」に踏み切ったわけです。

思惑どおり行かず、いくつか取りこぼしがあったとしても、全体では圧勝必至。

この確固とした「票読み」の存在を知っていたからこそ、

私も「年内解散はあり得る」と今年の春先から申し上げてきました。

「自民300議席」は政権側の「戦略勝ち」です。

ともあれ、これで、長期的な経済政策の方向性が定まってきました。

「アベノミクスの信認を問う」選挙ですから、アベノミクスが今後4年は継続します。

株価については、「第3の矢」が飛ぶか飛ばないかで大きく今後のシナリオが変わりますが、

「第1の矢」、「第2の矢」がどんなふうに日本経済、日本社会を変えていくのかは、

おおよそのところで予測ができます。

「この先どうなるかわからない」という「不確定要因」に乗るのは「投機」です。

しかし、「ほぼ確実にこうなる」という「確定要因」に乗っかれば「投資」です。

インフレの時代、グローバルに資金が動く時代、日本型経営が完全に終わる時代に、

私達は「次」に何をすべきかを考えるべきです。

「今年中に億万長者になりたい」という願望を叶えるのは極めて難しいですが、

10年あれば、方向性さえ間違えない限り、高い確率でそれは叶います。

大切なのは時代の趨勢を正確に読み、それにふさわしい手を打つことです。

私達は投資家ですから、イデオロギーや政治的好悪は頭の中からひっぺがして、

冷静に未来の社会と経済の姿を見通すべきです。

アベノミクスがもたらす光と影。

アベノミクスの後に何が来るのか。

5年単位、10年単位の予測を間違えなければ、小さな元手を大きく殖やせるはずです。

選挙の大勢が決まりつつあり、来年以降の方向性が見えつつありますので、

週末のメルマガ(33号:12月7日発行)でしっかりと分析したいと思います。

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