不思議な選挙戦です。

やってもやっても、ちっとも温度が上がりません。

きょとんとして選挙カーをみる人。駅立ちする候補者を避けるように通り過ぎる人。

どの陣営の誰に聞いても、街全体に総選挙の雰囲気を感じられないと言います。

ただし、株価だけは盛大に上げています。

昨日の日経平均株価は高値17881.76円を記録し、次の「大台」まであと一歩。

当面のゴールである第一次政権の最高値18261円(2007年7月9日)も射程圏内です。

おそらく、選挙戦に波乱がなければ、このまま上昇が続きそうです。

だいたい、メルマガ(第31号:11月23日発行)に書いた通りのペースを維持してます。

この後の上値メドについては、次号メルマガ(第33号:12月7日発行)で分析します。

ただ、「与党優勢の総選挙」や「公的資金の買い支え」といった材料がなければ、

まず、いったんは調整するであろう株価位置にはいます。

昨年4月4日の「黒田バズーカ1」は、約1か月半の5月23日に大暴落しました。

今回は10月31日の「黒田バズーカ2」から約1か月が過ぎたところですが、

どこかの段階でいったん大きな調整をしないとおかしいのは間違いありません。

「黒田バズーカ2」の発動後、11月14日高値17520.54円を最初のピークとして、

私がメルマガやブログで申し上げた通りにいったん小さく調整しましたが、

これもまた、私がメルマガやブログで申し上げたとおり17000円をサポートとして、

小さな日柄調整の後、衆議院総選挙の公示にあわせて2段目の上昇に入っています。

しかし、本来であれば、「GDPショック」や「日本国債格下げ」を材料として、

「黒田バズーカ2」の発起点(16000円前後)まで下げる大調整がないとヘンですが、

投票日(12月14日)まではなんとしても株高を演出したい政府の思惑を汲んで、

市場参加者の皆がなんとなくこの「株高祭り」の乗っかっているわけです。

選挙戦の終了まで、今日を含めて7営業日。

現在、4日続伸中ですが、与党側から重大なミスが出てくるか、

金曜の米国雇用統計で波乱でもない限り、さらに上をとってきそうではあります。

もし、選挙が終わるまで上昇が続けば、11日間続伸のアベノミクス記録ですが、

そうなったら、「あり得ない状況」で、「あり得ない上昇」が続いたことになり、

「時鳥トレード」でいう「安心、安全、堅実」なポイントになるかもしれません。

そうなれば、そのエントリー・ポイントはかなりおいしいものになりそうなので、

次号メルマガ(33号:12月7日発行)で具体的に書かせていただきます。

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