世界市場の「恐怖」と「希望」。
昨日の日経平均は大幅に反落。
利益確定の買いが一巡して、
上昇圧力が削がれていくなか、
米中の「貿易戦争」が激化して、
市場参加者の不安がまた高まり、
大きな値幅の下落となっています。
ただ、昨夜、トランプ政権からは、
日本を含む多くの国に対しては、
上乗せ分の「関税」部分について、
「90日間停止」するとの発表があり、
市場の空気をまた一変させています。
無論、だからといって「関税」は、
元のようには戻らないわけですし、
米中の「貿易戦争」はまたさらに、
激化し続けているわけでありますが、
トランプ大統領の交渉戦術の如何で、
上にも下にも大幅に変化し得るのは、
大きな恐怖であり、希望でもあります。
混迷を深める世界の株式市場であり、
日本市場も翻弄されていますが、
今後、考えられるところのシナリオと、
そのなかでの対応策などについて、
次号メルマガ（第573号：4月13日）で、
この先の展望を分析する予定です。
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